株式会社ロッテベンチャーズ・ジャパン(本社:東京都新宿区、代表取締役会長:澤田 貴司)は、ラグジュアリーファンションのシェアリングプラットフォームを展開する株式会社HIVE Collective(本社:東京都目黒区、代表取締役:佐藤 直樹、以下「HIVE」)に対し、第三者割当増資による出資を実行したことをお知らせいたします。
ファッション業界は、他の産業と比較し圧倒的に消費トレンドの移り変わりが速く、毎年大量の不要衣類が廃棄されています。一方で、近年では循環型社会への移行が世界的に加速していることから、高品質製品の長期使用や二次流通サービスにおける消費需要が増えています。このような市況下で、HIVEは、「ファッションを幅広く楽しみながら長く愛せる選択肢」を創るため、今ある資源を共有(シェアリング)するという新しいかたちの消費スタイルを提案しています。
HIVEは、ラグジュアリーブランドの洋服・バッグ・靴などを会員同士が貸し借りできるシェアリングプラットフォームです。
貸し手は手持ちのブランド品を預け、出品アイテムが貸し出されるたびに収益を得られます。「また使用する機会があるかもしれない」、「中古買取価格に満足できない」などの理由で収納スペースを占有している遊休資産を活用できます。商品登録作業や発送手続き、借り手とのやり取りは全てHIVEが代行するため、手間なく出品可能です。借り手は、人気ブランドの洋服・バッグ・靴などを定価の5-10%でレンタル利用できます。月額費なしでレンタル期間を最短4泊5日から選択でき、注文後に自宅でアイテムを受け取ります。レンタル期間終了後は、そのまま返却するだけで、クリーニングも不要です。
世界ラグジュアリー市場の売上高は、コロナ後の市況下でも成長をみせており、加えて、国内における富裕層の金融資産保有額が増加していることから、消費需要は今後拡大すると見込んでいます。また、シェアリングという概念の浸透は、大量廃棄による環境負荷軽減につながる一つの取り組みとしてSDGsへの貢献ができると考えています。現在、物流などのインフラは整備され、HIVEのビジネスが成り立つ基盤は整いつつあると考えています。佐藤代表取締役率いるHIVEのメンバーは、若いながら、事業経験・実績も豊富で、大きなポテンシャルがあると見込んでいます。このような追い風の中で、ファッション体験を豊かにすると共にサステイナブル社会の実現に挑戦するHIVEに大きな可能性を感じ、出資させていただきました。
弊社は、循環型社会とユーザーのファッション体験の向上に挑戦するHIVEの更なる成長のため、経営、事業含む幅広い側面からサポートして参りたいと考えております。また引き続き、大きなビジョンや目標達成のため、事業に真摯に取り組む経営者の発掘、支援を行ってまいります。
【株式会社HIVE Collective概要】
会社名:株式会社HIVE Collective
所在地:東京都目黒区上目黒3-6-11
代表者:代表取締役 佐藤 直樹
事業内容:ファッションシェアリングプラットフォーム「HIVE Collective」の運営事業
設⽴⽇:2021年5⽉20⽇
URL:https://about.hivecollective.jp/